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「会話が続かない…」「沈黙が怖い…」を卒業!「いつの間にか仲良くなっている人たち」が話すときに考えていること

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  • 野口 敏 「コミュニケーション教室TALK&トーク」主宰
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極意④:相手への「興味」が会話を広げる

会話のごちそうの2つ目は、「相手に興味を持つこと」です。自分に興味を持ってもらえている感じがして、相手に好感を持ってしまいます。

あまり親しくない人にいきなり問いかけから始めるのは、相手に戸惑いを与える心配があります。

こういうときは、「私は〇〇なんですけど、××さんはどうですか?」という会話の始め方をおすすめします。まずは自分の話を少しして、それを材料に相手に問いかけるのです。

例えば「私は暑がりで、5月になるとクーラーつけたくなるんですよ。妻によく怒られます。〇〇さんは暑さには強いですか?」こんなふうに話を始めたら、相手も答えやすいことがわかるでしょう。

小さな積み重ねが大きな違いを生む

いかがでしたでしょうか。「いつ仲の人」たちが自然と使っている会話の極意は、決して難しいものではなく、ほんの少しの意識と、温かい気持ちから生まれる「いい反応」や「肯定の言葉」、そして自分と相手の「他愛もない話」や「興味」といった、ごくシンプルなことの組み合わせなのです。

拙著では、さらに一歩進んで、初対面から4週間かけてゆっくりと関係を深めていくステップなどもご紹介していますが、まずは今日お話ししたような「心の栄養」と「会話のごちそう」を、ほんの少し意識して使ってみることから始めてみてください。

きっと、あなたの周りの会話が、そして人間関係が、少しずつ心地よいものに変わっていくのを感じられるはずです。皆さまが「いつ仲の人」の世界に少しでも近づき、より豊かで温かい人間関係を築いていくための一助となれたなら、これほどうれしいことはありません。

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