デジタル時代でこそ輝く「アナログ手帳」活用法 “手帳オタク”が教える最強のアナログ手帳はコレだ!

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また、夢や目標を、立派な色紙に書かれている方がいるかもしれません。頭の中にしまっておくよりはいいでしょう。しかしその色紙は、今どこにありますか。デスクの前に貼ってあったり、神棚に乗っかって、埃をかぶっていませんか。

夢をかなえることは、容易ではありません。計画性と、常日頃からの努力が欠かせないはずです。ですから、「ふと思い出した時」や「机に座って、色紙が目に入った時」にだけその夢を追いかけようと思っても、それをかなえることはできません。

だから、手帳に夢を書き込むのです。そしてそれを、トイレに行く時も、お風呂に入る時も、片時も離さず持ち歩き、繰り返し読み返すのです。そうすれば、毎日・毎時間・毎分・毎秒、常に夢を見失わずに、そこへ向かって前進できます。

手帳は、夢実現の精度を高めるツールです。そして手帳は、接触頻度に応じて力を発揮します。手帳とともに大切な夢を、いつも肌身離さず持ち歩くことをすすめます。

アナログ手帳だけが持てる威力

紙媒体のアナログを使う理由はもう一つあります。それは、アナログ手帳は簡単に「読み返す」ことができるからです。

パラパラッとページをめくる。この作業は、パソコンやスマートフォンにはできない芸当でしょう。パソコンだと、せっかく書いても、読み返す機会を失われた情報ばかりがたまっていき、結局は打ちっ放しになる可能性が高いのです。

つまり、パソコンのメモリーに何かを記憶させても、それを覚えているのはあくまで電脳だけで、自分の頭からは、記憶させたことも忘れてしまう恐れがあるのです。

その点、手帳に書いて持ち歩けば、いつでも目に触れるところに置いておくことができます。私は、大切なことを手帳に書くだけではなく、書いたことを何度も読み返すことを習慣にしています。それは、書きっ放しにしたくないからです。

暇があれば手帳のページをめくり、文字を読むごとに書いた時の思いを甦らせます。この繰り返しが、自分の頭脳にやるべきことを潜在意識化させ、実際の行動に結びつけるのに役立つと実感しています。

思ったことは手で書く。それを何度も読み返し、思いをより強くする。そういう強い思いがあれば、夢に向かうモチベーションが高まり、努力が促されます。結果、書いた通りの夢が実現するのです。

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