無印良品が旧小学校を宿泊施設に! 遊休不動産を活用して地域の暮らしを体験できる「MUJI BASE」 千葉「MUJI BASE OIKAWA」レポート

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キッチンには、無印良品の食器や電子レンジ、電気ポットなどが備えられており、簡単な調理ができる(写真撮影/土屋比呂夫)
柔らかな日の光が差し込むベッドルーム。最大5名まで宿泊可能(写真撮影/土屋比呂夫)

無印良品の商品に囲まれ、実際に使用感を体験できる室内は、無印ファンにとっては夢のような空間です。

室内には、鉱物の標本やバスケットボールを使った壁面ディスプレー、トランペットやロート、ケーキ型を用いたランプシェードなど、遊び心あふれる演出が散りばめられています。これらは、良品計画が展開するインテリアブランド「IDÉE(イデー)」による空間演出です。

アップサイクルとは、本来であれば廃棄されるはずのものに手を加え、元の製品よりも価値の高いものへと再生させる手法。単なるリサイクル(再資源化)とは異なり、創造的なアイデアやデザインによって、新たな魅力や用途を持つ製品に生まれ変わらせるのが特徴です。

サイドテーブルは学習机。窓から見えるのは校庭(写真撮影/土屋比呂夫)
トランペットをアップサイクルして、ランプに(写真撮影/土屋比呂夫)
こちらのランプシェードは、科学室で使われていた実験器具、ロート(写真撮影/土屋比呂夫)
中庭にはピザ窯があり、宿泊者は、有料オプションでピザ焼き体験ができる(写真撮影/土屋比呂夫)

コインラインドリーや無印ショップなども

教室を改修した客室のほか、地域の人も利用できるコワーキングスペースやコインランドリーも併設されています。宿泊スペース以外の教室も案内していただきました。最初に訪れたのは、コワーキングスペースです。

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