核保有国同士による4日間にわたる軍事衝突が収束。インドとパキスタン、アメリカの仲介を通じて即時停戦に合意

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インドのジャイシャンカル外相はXへの投稿で停戦を確認し、「インドは一貫して、あらゆる形態のテロに対して断固たる姿勢を維持してきた。今後もそれを継続していく」と述べた。その後の記者会見でインド軍は、保有するロシア製ミサイル防衛システム「S400」がパキスタンの中国製戦闘機によって損傷を受けたとの一部報道を否定。その上で、インド軍はパキスタン側の複数の資産を破壊したと述べた。

パキスタンのダール副首相も停戦を確認し、「パキスタンは、自国の主権と領土保全に妥協することなく、常に地域の平和と安全に取り組んできた」と記した。シャリフ首相は10日、国民に向けて演説を行う予定。

オブザーバー研究財団のフェロー、マノジ・ジョシ氏は「双方とも国内向けには勝利を主張するだろう」としつつ、「実際に何が起きたのかを知るのは難しい」と述べた。

インドのビクラム・ミスリ外務次官は声明で、同国とパキスタンの軍事作戦部長が12日正午に再度協議すると述べた。

著者:Shiyin Chen

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