ニンテンドースイッチ2に予約殺到!その一方で若者の「ゲーム離れ」がじわじわ進む日本市場の意外な実態

2025年6月5日にゲームファンが待ち望んだNintendo Switch2が発売される。任天堂の発表によると、初年度の販売台数を1500万台とする計画だ。すでに始まった抽選販売予約には申し込みが殺到している。世界のゲーム市場は30兆円に到達したとも言われるが、待望されていた任天堂の新作ハードが与えるインパクトは相当なものが予想される。
では現状の日本のゲームを取り巻く現状はどのようになっているのか、インテージが30万人のアンケートモニターに、マンガ・アニメ・ゲームなどIP(知的財産)について聴取するデータベース、 IPファン-kitのデータをもとに、個人の利用実態から分析していきたい。
Nintendo Switchは半数近くが女性ユーザー
Nintendo Switchは日本で最も遊ばれているハードと言えるが、その利用者は着実に増えてきている。年に1日以上遊ぶ人は2024年5月の調査では15~59歳の20%を突破していた。またNintendo Switchのみで遊ぶユーザーは半数を超え、その根強い人気が後継機にも大きな期待を持たせる理由となるだろう。

その王者を支えているのが幅広いファン層だ。若年層からの支持に強さも見られるが、それにも増して目をひくのが女性利用者の多さ。男女比を全年齢で見ても半数近くが女性となっている。PlayStation4/5が8割、ゲーミングPCの85%が男性なだけに、男女ともに受け入れられていることがわかる。
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