JR東日本が公式回答「新幹線大爆破」なぜ協力? 決め手はスケジュール?内容には口を出したのか
機械であるE5系に感情移入してほしいというところがいかにも鉄道ファンの南田氏らしい。もっとも、鉄道関連のニュースでは「勇姿」「力走」「引退」など鉄道車両を擬人化する表現が用いられることも少なくない。と考えれば鉄道車両に感情移入するのも理にかなう。
世界配信に先立つ4月21日には都内で「発車記念イベント」が開かれた。会場の入り口には改札機が置かれ、壁には新幹線の発車案内を行う電光掲示板が据え付けられている。参加証は切符の形をしており、参加者には「新幹線大爆破弁当」が配られるなど、本作へのネットフリックス側の力の入れ具合が伝わってくる。

走る新幹線車内、撮影の苦労は?
18時30分、イベントがスタートし、本作に出演する草彅剛、細田佳央太、のん、要潤、斎藤工の各氏、および樋口監督が登壇し、熱い想いを語り始めた。
樋口監督は撮影中に苦労した点を問われると「スタッフ・キャスト全員、たぶん歴史に残るぐらい大変だったと思うんですけど、俺だけめちゃくちゃ楽しんでいた」と話した。

「明日が早く来ないかなっていうぐらい、降りたくないぐらい、ずっと乗っていたかった日々だった。乗っているだけで楽しい。上野から6時半に出て、新青森まで行って、新青森からまた戻ってきて、6時半に上野に着くんですけども、上野着くのがもう惜しいわけ。ずっと乗っていたい。明日もどうせ乗るんだから『乗ってたらダメかな』みたいな」
このコメントを受けて、車掌を演じた草彅氏は「監督はそうおっしゃっているけどみんな楽しかったと思う。実際の新幹線の中で撮影するのは本当にドキドキワクワクする」と話した。
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