ビルコムがソーシャルコマースを開始、“潜在需要”発掘の起爆剤となるか

ビルコムがソーシャルコマースを開始、“潜在需要”発掘の起爆剤となるか

広告代理店業務などを行うビルコムは2月、フェイスブック用ソーシャルコマースアプリ「ReBuy(リバイ)」の販売を開始した。開始当初はローソン、東急ハンズ、アサヒビールなど30社で導入が確定していたが、サービス開始後1週間で50社に到達し、足元でも増えているという。
 
 「初年度の目標導入件数は200件。それを上回ることは十分可能」と、同社代表取締役兼CEOの太田滋氏は言う。利用開始月から最大3カ月間無料キャンペーンを行っており、企業側も実験的に導入しているとみられるが、同サービスの成否は日本でのソーシャルコマース普及の試金石となりそうだ。

ソーシャルコマースとは、コミュニティにおける口コミの力を活用して商取引を行うことを指す。企業自らフェイスブック上でマーケティングを行うツールはすでに「フェイスブックページ」があるが、ソーシャルコマースは、企業が実際にフェイスブック上でネットショップを開設する意味を含む。海外ではアパレルのNine Westやデルタ航空が独自でフェイスブック上にネットショップを開設するなど、積極的なソーシャルコマースへの取り組みが始まっている。

ReBuyはフェイスブックページを持つ出店企業に対し、システムの開発・運用を行い、企業のソーシャルコマースをサポートする。ソーシャルコマースは日本ではアラタナ(本社・宮崎市、�渦伸次社長)の「ソーシャルゲートウェイ」などが先行するが、ReBuyは日本初の「いい!」ボタンを搭載した点が特長だ。
 
 利用者はフェイスブックから同アプリをダウンロードし、サイトを閲覧。「かわいい!」「カラーがいい!」など情緒的かつ機能的な特徴で構成される29種類のボタンを選択することが可能で、ボタンを押した場合、商品割引券がもらえるサービスもある。企業は最大1000アイテムを掲載できる。自社サイトへ誘導することなくフェイスブック内で決済、受注管理、配送設定なども行える。

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