トランプ政権、中国からの輸入品に課されている関税のうち自動車部品を対象から除外する可能性

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(写真:ブルームバーグ)

トランプ米政権が自動車部品に対する関税緩和を検討していると英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。自動車部品に対する関税を巡っては、5月3日の発動を控え、自動車メーカーの強い反発を招いている。

同紙が事情に詳しい関係者の話として伝えたところによると、同案は合成麻薬フェンタニルの米国流入に関連して中国からの輸入品に課されている関税のうち、自動車部品を対象から除外する内容。さらに部品メーカーが鉄鋼およびアルミニウムに課される関税も回避できるようになるという。

一方で、米国に輸入される全ての外国製自動車に対する25%の関税は今後も継続される。自動車部品に対する25%の関税も5月3日に発動される見通しだという。

ホワイトハウスは現時点でコメント要請に応じていない。

報道を受けて、米ゼネラル・モーターズ(GM)の株価は米株式市場引け後の時間外取引で一時6.1%上昇。フォード・モーターは3%、ステランティスの米上場株は6.8%それぞれ上昇した。

著者:Shelly Banjo

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