金相場は21日、過去最高値を更新。貿易戦争懸念で安全資産需要高まる

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(写真:ブルームバーグ)

金相場は21日、過去最高値を更新した。米国主導の貿易戦争が安全資産への需要を後押ししており、今後数日間に発表されるデータで世界経済への初期の影響が浮き彫りとなる可能性がある。

ドルが下落する中、金相場は一時1オンス=3364ドルを上回った。国際通貨基金(IMF)は22日発表の世界経済見通し(WEO)で成長見通しを引き下げる方針。翌日23日には日本や欧州、米国の4月の購買担当者指数(PMI)が発表され、トランプ米大統領による関税措置発表後の経済活動動向が広く示されるとみられている。

金相場は一時1.1%高の3364.41ドルを付けた後、シンガポール時間午前8時40分(日本時間同9時40分)時点で3363.34ドル。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.5%安。銀も上昇し、プラチナはほぼ変わらず。パラジウムは下落した。

著者:Yihui Xie

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