10年で240倍! 「Windows95」の発売当時とも重なって見える【ビットコイン】の"本当の価値"
それではあまりにもったいない。
例えば2016年頃、ビットコインは5万円、同じく暗号資産のイーサリアムは500円程度でした。そのときほんの好奇心から少し買ってみていたら、いまどうなっているでしょう。
2025年3月中旬において、ビットコインは1200万円、イーサリアムは30万円ほどなので、ビットコインは240倍以上、イーサリアムは600倍になっています。10年くらいでこんなに値上がりする投資対象はめったにありません。
また、暗号資産を支えているテクノロジーは急速に進化しており、それらを応用した「Web3」関連の新しいサービスも続々と登場しています。これはかつて、インターネットが普及し始めた頃の状況に似ています。
想起される「Windows95」の登場
もともと軍事用や学術研究用として開発されたインターネットが1990年代に入ると民生用として普及し始め、特に1995年に発売されたWindows95によってパソコンに詳しくない人でも簡単にインターネットに接続できるようになりました。
そこからEメール、ネット通販、オンライン掲示板など新しいサービスが登場。アメリカを中心にインターネット関連企業も次々に生まれ、株価が高騰しました。
多くは実態を伴わないバブルだったため崩壊したのですが、そこからグーグルやアップル、フェイスブック(現・メタ)、アマゾンが生まれ、あるいは成長していったのです。
日本においてもヤフージャパン、楽天、サイバーエージェントなどのインターネット大手企業の多くがこの時期に創業しています。
現在の暗号資産やWeb3の大きなトレンドが今後、どう展開していくのかはっきりとは分かりませんが、「怪しい」「危険」といって毛嫌いし、指をくわえて眺めているだけでいいのでしょうか。
暗号資産やWeb3には、新しい時代を拓き、社会の仕組みを変え、個人の資産形成や国としての産業振興に大きなチャンスをもたらす可能性が秘められています。そうであれば、まずは興味を持ってみるべきではないでしょうか。
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