謝罪に追い込まれた石橋貴明 頑なに貫いた「悪ノリ芸風」がハラスメント認定に至った背景

中居正広氏の性暴力問題をめぐるフジテレビの第三者委員会の報告書の中で、類似事案の一つとして、有力な番組出演者がフジテレビの女性社員と個室で2人きりになった際、ズボンと下着を脱いで下半身を露出したことが記されていた。
週刊誌でこの番組出演者はとんねるずの石橋貴明であると報じられたことを受けて、彼の所属事務所が本人の名義でコメントを発表した。第三者委員会から調査を求められていた事実を認めたうえで、病気の検査や入院準備に追われて対応ができなかったことを謝罪した。
さらに、会食をした覚えはあるが事件そのものについては深酒していたため記憶にないと語ったうえで、「同席された女性の方には、不快な思いをさせてしまったことを、大変申し訳なく思っております」と謝罪した。
擁護の意見もあるが批判が多い
この件に関しては、彼のファンの一部から擁護するような意見も多少は出ているものの、全体的には批判的な意見の方が多い。第三者委員会の調査によると、フジテレビ全体にパワハラやセクハラを容認するような空気が蔓延していたことが明らかになっており、そのフジテレビで長年活躍してきた石橋も、そこに深くかかわった当事者の一人として厳しい目を向けられている。
実際、石橋は過去にテレビの中でもパワハラ・セクハラ的な行為を繰り返してきた。今回の件が報じられた後、彼の過去の一連のそういう行いが蒸し返され、猛批判を浴びている。
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