11日の米株式相場は反発。S&P500種株価指数は週間で2023年以来の大幅高を記録
外為
外国為替市場ではドル指数が4日連続で下げ、6カ月ぶりの低水準を付けた。中国が関税を引き上げたことに加え、3月の米生産者物価指数(PPI)が予想外に前月比で低下したため、ドル売りが続いた。主要10通貨の中では、ユーロとスイス・フランの上げが目立った。
円は対ドルで小幅続伸。欧州の取引時間帯に1ドル=142円07銭と、昨年9月30日以来の高値を付けた。ニューヨーク市場では144円近辺まで伸び悩む場面もあった。

ブルームバーグ・ドル指数出所:ブルームバーグ
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)のシニア市場ストラテジスト、エリアス・ハダッド氏は「米経済はスタグフレーションの瀬戸際にある」と指摘。「ドルはさらに下げやすい状態にある」と述べた。
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