【伝統のCBシリーズ復権の可能性】ホンダ「CB1000Fコンセプト」を発表、往年の名車「CB750F/CB900F」をオマージュしたデザインに熱視線

車体には、剛性としなやかさを高次元でバランスさせたというダイヤモンドフレームを採用。Y字5本スポークの前後17インチホイールや、フロント120/70ZR17とリア180/55ZR17のタイヤサイズなど、足まわり系パーツもCB1000ホーネットと同様だ。
ほかにも、ヘッドライトには丸目一灯タイプを採用。ぱっと見はレトロなデザインだが、中味は最新のLEDランプを採用し、機能面での充実も図っている。なお、メーターは、今回の展示車は点灯しなかったので詳細は不明。だが、ユニットの四角いフォルムを見る限り、おそらくデジタル表示の液晶タイプとなることが予想できる。
カスタム仕様車

今回のショーでは、さらにCB1000Fコンセプトをベースに、他メーカーとコラボとした2台のカスタマイズ仕様車も展示された。1台目は、レース用マシンのコンストラクターやカスタムパーツメーカーとして知られる「モリワキエンジニアリング」が手がけたマシンだ。
いわゆるモリワキカラーといえるブルー×イエローのボディカラーに、大型のラジエーターとアンダーカウル、ゼッケン付きのメーターバイザーなどを採用。マフラーもオリジナルで、同社がリリースする「BLADE」シリーズのサイレンサーを装着するなどで、「レーシング仕様」にカスタマイズ。まさに、サーキットを疾走するモリワキ製マシンをイメージさせるモデルに仕上がっている。

もう1台は、セレクトショップでおなじみ「ビームス(BEAMS)」が手がけるデザインプロジェクト「ビームス カルチャート(BEAMS CULTUART)」とのコラボマシン「HONDA CB1000F meets GUCCIMAZE」だ。世界的なグラフィックデザイナー「グッチメイズ(GUCCIMAZE)」がクリエイティブディレクターを担当。レッドブルやバドワイザー、アディダスといった企業ともコラボレーションしている日本出身のグラフィックデザイナーだ。
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