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TBS感謝祭「江頭2:50の暴走芸で永野芽郁が涙」も、世間は《擁護ムード》のワケ…それでも「謝罪・TVer配信なし」の悪夢を招いた“元凶”の正体

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  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
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確かにフジテレビが世間を騒がせる中、過敏になる心情は理解できるところはありました。

「万が一にもスポンサーを失うような事態になってはいけない」「局による損害賠償だけでなく、自分もその一部負担を負わされるかもしれない」「だからとにかく危ない橋を渡るのはやめよう」という心情が透けて見えます。

ただ、今回程度の批判で腰が引けてしまうようでは、さらに表現の幅はせまくなっていく一方。すると、面白いものを作りたい優秀なクリエイターたちのネットコンテンツへの流出は避けられないでしょう。

問題はそれだけでなく、テレビが批判を恐れて無難になっていくと、その矛先がネットコンテンツに変わり、次はそちらが叩かれやすくなるという流れが推察されます。

すでにテレビ局もネットコンテンツを多数手がけていますが、比較的自由に制作されている内容も無難化されてしまう恐れがあるのです。

「早めに謝罪」「平謝り」は最善策ではない

さらに言えば、テレビにしてもネットにしても無料視聴できるスポンサー広告型のビジネスが成立しづらくなり、会員収入で制作されるコンテンツばかりが増えて、「みんなで一緒のものを見て盛り上がる機会が減ってしまう」などの懸念があります。

もともと「早めに謝罪しておけばOK」「釈明などはせず平謝りしておけばいい」という考え方は、クライシス・コミュニケーション(危機管理広報)やダメージコントロールの観点から最善策とは言えません。

自分たちのコンテンツを守るのは自らの行動であり、世間の声を適切に見極めながらポジティブに挑んでいく姿勢が求められているのです。

世間の人々やスポンサーとの信頼関係を築けさえすれば、表現の幅を広げられるチャンスはまだまだあるでしょう。TBSに限らず業界全体でそのようなムードを作り、テレビコンテンツを守っていきたいところです。

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