投資は「考えることがなくて退屈」くらいが正解! 5つのQ&Aで「投資は面倒くさい」と誤解する人の悩みを解決します

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しかし、お金の話が自分に1%も関係ないことと思っているなら、ウンザリするという気持ちは湧かないものです。

きっと、自分もお金と向き合う必要があると思っている。このままじゃ将来(老後)まずいことになる気がしている。内心では、お金について考える必要があることをわかっていらっしゃるんです。それがウンザリの正体でしょう。

それなら、ウンザリするような勉強を必要としない投資法で投資すればいい。ウンザリしないように投資を始めて、ウンザリしないように投資を続ければいい。そんな都合のいい投資法があるのか? あります!

「正しい投資信託」に出会い、毎月積立投資を継続できれば、投資はウンザリするものでもなく、むしろ「あのウンザリは何だったんだ!」と思えるくらいあっけないものになるでしょう。

この投資法であれば、逆に「することがなさすぎて、なんだかつまらない」という贅沢な感情さえ芽生えるかもしれません。

新しいことをするとき、人は負荷を過剰に見積もる傾向にありますが、投資は意外と簡単でリソースを必要としない方法があります。

「投資の勉強」は最低限でOKです

Q2:投資の勉強をする時間がありません。GDPとか消費者物価指数とか雇用統計とか業績分析とか難しいこともわかりませんし、そこまで勉強するのがつらいです。

書店に行けば大きな本棚の上から下までびっしりと投資本が並んでいます。チャート分析、経済指標分析、ファンダメンタルズ分析、業界研究、NISA、投資信託、高配当株、米国株……「こんなに勉強しなくてはならないのか」と圧倒されて、躊躇してしまうのは無理もありません。

しかし、実のところ、そんなにたくさんの勉強は必要ありません。投資の勉強は、投資信託やNISAなど投資本を数冊読んで、「正しい投資信託」への積立投資を理解するだけで十分です。

チャートを学ぶ必要もなく、GDP・消費者物価指数・雇用統計などの経済指標を学ぶ必要もありません。そういう投資をしなければいいのです。

むしろ、それらを学んでする投資は、機動性を求められますし、知識や経験やテクニックや強いメンタルを求められますので、普通の人には難しいと思います。投資歴26年の私もできる気がしません。ゆえに、私はチャートの知識も、経済指標の知識もほぼありません。

また、ファンダメンタルズ分析と呼ばれる業績などの分析も学ばなくとも投資はできます。業界研究も不要です。「正しい投資信託」さえ理解すればいいのです。

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