「iPhone 16eレビュー」使ってわかった"e"の意味 16 Pro Maxと比べて遜色ないバッテリーと速度
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iPhone 16e ホワイト。カメラ周りは他のモデルに比べて極めてシンプルで、さらさらとした手触りのガラスの背面だ(筆者撮影)
「iPhone 16e」の「e」は、「entry」というよりは「everyone」がふさわしいのではないかーー。それが筆者が実際使った感想だ。
「iPhone 16e」は何が違うのか?
iPhone 16eは、2025年2月19日(アメリカ現地時間)に発表された新モデルだ。
アップルは例年、9月に最新のモデルを2つ発表し、過去のモデルを値下げしながら併売してきた。加えて、iPhone SEという廉価モデルを用意し、ハイエンドだけでない幅広い価格オプションを用意してきた。
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iPhone SE(第3世代、左)とiPhone 16eの比較。画面サイズは4.7インチから6.1インチに拡大しているが、幅4.2mm、厚さ0.5mm、重さ23gの増加となった(筆者撮影)
しかし欧州で2024年末に施行された法律により、アップル独自の充電ポートである「Lightning」搭載が禁じられてしまったため、Lightningポート搭載モデルの販売を終了。ラインナップの見直しが必須となっていた。
そこに登場したのがiPhone 16eだ。
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