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生成AIによる著名アーティストのニセ楽曲に注意 AIを活用する悪徳業者からメタデータをどう管理するか

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  • 石井 徹 モバイル・ITライター

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2024年末に日本に上陸したハイレゾ音楽配信サービス「Qobuz」(筆者撮影)
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ストリーミングやダウンロードを通じたデジタル配信は、ここ十数年で音楽シーンを大きく塗り替えてきた。CDを店舗で買わずとも、スマホやPCから好きな曲を好きなときに聴ける利便性は、一部のコアユーザーだけでなく幅広い層に受け入れられ、世界的なスタンダードとなっている。

デジタル配信は誰でも比較的簡単に楽曲をリリースできる仕組みを生んだが、一方で“なりすまし”、“偽アーティスト”といった新たな問題が浮上している。

e-onkyo musicを統合し上陸したQobuz

フランス発の高音質配信サービス「Qobuz(コバズ)」が2024年11月、日本へ本格参入し、オーディオファンの注目を集めた。

国内最大級のハイレゾ音源ダウンロードサイトだった「e-onkyo music」を継承し、Xandrie Japan(ザンドリエ ジャパン)を設立。e-onkyo musicのサービスを終了し、以降すべてQobuzへ一本化したことで、日本のハイレゾ市場において“トップクラスのプラットフォーム”として存在感を高めている。

Qobuzはヨーロッパやアメリカでハイレゾ音源のストリーミングとダウンロードを両立し、さらにアーティストへのインタビューや特集記事などのエディトリアルコンテンツにも力を入れてきた。

そのQobuz上で、不可解な光景が広がりつつある。

女性シンガーソングライター「YUI」のアーティストページを見ると、ギラギラした外観のアルバムが数十ページにわたって表示される。リリース日はいずれも2020年代だ。

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