任天堂が3度目の業績下方修正、年末商戦で3DSにようやく弾みつくが、12年3月期はついに営業赤字転落へ
振り返れば、任天堂は09年3月期に売上高1兆8386億円、営業利益5552億円を稼いだ。DSとWiiが国内外でピークを迎え、営業利益率は驚異の3割を記録した。
昨11月頭以降、3DSは国内で週10万台以上(ピーク時は50万台規模)のペースで売れている。スマートフォン全盛期でも、ゲーム専用機の需要自体がなくなったわけではない。任天堂は、ようやく普及フェーズに乗った3DSの勢いを持続させ、本格的に取り組み出したデジタルビジネスを新たな収益柱に育てられるのか。任天堂のみならず、ゲーム市場の方向性が決定づけられる年になりそうだ。
(前野 裕香 =東洋経済オンライン)
《東洋経済・最新業績予想》
(百万円) 売 上 営業利益 経常利益 当期利益
連本2011.03 1,014,345 171,076 128,101 77,621
連本2012.03予 660,000 -45,000 -95,000 -65,000
連本2013.03予 760,000 -10,000 -10,000 -10,000
連中2011.09 215,738 -57,346 -107,872 -70,273
連中2012.09予 200,000 -40,000 -40,000 -40,000
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1株益¥ 1株配¥
連本2011.03 607.0 450
連本2012.03予 -508.3 100
連本2013.03予 -78.2 100
連中2011.09 -549.5 0
連中2012.09予 -312.8 0
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