中居正広と松本人志に共通する"不信感"の正体 説明をせず、仕事復帰を宣言できる一体なぜ?

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また、「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と報告。フジテレビ関係者については「当事者以外の者の関与といった事実はございません」とした。

謝罪文を読むかぎり、中居さん自身は、芸能活動の継続に前向きだ。しかし、SNS上では、批判的な反応が多い。

松本人志も、復帰に意欲を見せる

本人は意欲的ながら、ネットユーザーからは反感を買っているという点で思い出すのが、2023年末に「文春砲」が放たれ、翌年1月から活動休止している松本さんだ。

当初は「事実無根なので闘いまーす。」と投稿(画像:『松本人志』Xより)
「世間に真実が伝わ」ることを望んでいたが、最終的には訴訟取り下げとなった(画像:『松本人志』Xより)

2人の事案は、大手事務所の看板タレントによる女性スキャンダルとあって、当初から比較対象にされてきた。また、どちらのケースも、部分的な否定と肯定を行っている。

今回の「お詫び」では、トラブルそのものは認めつつ、暴力行為については事実ではないと説明。しかし具体的に書かれていないため、読者は「真実はどこにあるのか」が読み取れず、「結局何が言いたいのか」といった読後感を覚えてしまう。

松本さんの裁判終結にあたり、代理人弁護士から出されたコメントも、会合への出席を認める一方、「強制性の有無を直接に示す物的証拠はないこと等」を確認したというものだったが、これもどこか奥歯に物が挟まった表現に感じさせた。

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