映画【推しの子】"絶妙すぎる配役"決まった背景 ドラマ・映画版プロデューサーに聞く(後編)
東映が腹をくくって挑んだ
――今回のプロジェクトはどれくらいの予算規模で撮られているのでしょうか?
予算についてはなかなか言いづらいところはありますが(笑)。ただ今回、形式上は製作委員会と銘打っているんですが、東映1社での製作です。それだけ東映が全部腹をくくって、リスクを負ったうえでものづくりをしているということです。
製作費も含めて、それぐらいわれわれは本気で向き合いました、ということはお伝えできます。普通なら製作委員会を組んでリスクヘッジをしますが、この座組なら、社長の吉村(文雄)にウンと言ってもらえれば腹を決めることができる。
だからこそ、現場での言い訳は絶対にしないし、してもらいたくなかった。そういう気概でものづくりできる環境でした。


















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