東武「伊勢崎線の旧業平橋駅」から大変貌の今 スカイツリーラインとうきょうスカイツリー駅

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2022年11月に浅草方面へ向かう列車が発着する上り線ホームのみが東側に移設され、改札も分離された。2024年12月時点では、下り線のホームは従来の場所に残り、北千住方面は地上へ下っていく。将来的には下り線ホームも東側へ移転し、入出庫線と地上にある留置線は新しいとうきょうスカイツリー駅の北側で高架になる予定だ。

とうきょうスカイツリー駅 上り線ホーム
すでに新しい駅の場所に移転した上り線ホーム。下り線は線路がつながっていない(記者撮影)

東側の地下には都営地下鉄浅草線・京成押上線、東京メトロ半蔵門線の押上駅がある。京成押上線は1960年に地下化された。半蔵門線は、東は同駅を介してスカイツリーラインの北千住方面、西は東急田園都市線と相互直通運転をしている。枝線のようになった東武の押上駅―曳舟駅間もスカイツリーラインの一部だ。押上駅には「スカイツリー前」という副駅名が付いている。

駅長が語る駅の日常

浅草駅管区副管区長でとうきょうスカイツリー駅の荒木健二駅長は1988年入社。羽生や久喜の駅長を経て2023年10月に着任した。駅の利用者の特徴については「最近はインバウンドのお客さまの姿がかなり目立つようになりました。スカイツリータウンや東武の本社などへの通勤利用も多いです」と語る。

歴史があるだけに地域密着の駅の一面もある。「地元の方々にはお祭りのときに一緒に参加してもらっているほか、駅が管理する『安全地蔵』も掃除などをして地元の方が守ってくれていました」(荒木駅長)。

とうきょうスカイツリー駅 下り線切り換え前 2024年11月
新しいホームの横の勾配を下っていく北千住方面の電車。2025年春には高架を走るようになる(記者撮影)
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