撤退濃厚のエレクトロラックス、周知なしはアリ? 公式HPも家電量販店も「再入荷なし」メンテは?
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家電量販店のエレクトロラックス製品のコーナー。青いラベルで「在庫限り」の表示が並ぶ(写真:筆者撮影)
スウェーデンに本社を置く世界的家電メーカー・エレクトロラックス。
前編『家電「エレクトロラックス」日本から静かに撤退?』では、同社および取引先などへの取材から、今年限りでの日本撤退が濃厚である状況を報じた。
後編の今回は、撤退後の製品メンテナンスはどうなるのか、そもそも撤退ギリギリまで消費者に告知しないのはアリなのかについて解説する。
家電量販店で聞いてみた
筆者は都内の「ビックカメラ」と「ヨドバシカメラ」に足を運んだ。
エレクトロラックスのコーナーには、「在庫限り」「処分特価」「早いもの勝ち!!」といったポップが目立っていた。
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エレクトロラックスの掃除機売り場。「早い者勝ち!!」「在庫限り」と表示されている(写真:筆者撮影)
ビックカメラでスタッフを呼び止め、エレクトロラックス製品の販売状況や、撤退後の対応について確認してみた。
するとそのスタッフは、年内で同社が日本から撤退することを認識していた。
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