大谷はホーム81試合で28本塁打、ロード78試合で26本塁打と、敵地でも変わらないペースで本塁打を量産した。これも、大谷人気に拍車をかけたのだろう。
大谷が昨年まで在籍したロサンゼルス・エンゼルスは、昨年、主催81試合で264万0575人。1試合平均3万2600人を動員していたが、今季は257万7597人、1試合平均3万1822人と観客数を減らしている。
MLB全体では昨年は7074万7365人、1試合平均2万9114人を動員したが、今季は7134万8366人、1試合平均2万9374人と微増している。
野茂英雄やイチローとも違う大谷の注目度
そもそもインターリーグの拡大は、ファンにより多くの対戦カードを組んでさらなる興味を引き付けようという意図で実施されたが、その目玉は「大谷翔平」だったといわれている。
野茂英雄、イチロー、ダルビッシュ有、田中将大と、これまでもMLBで活躍して話題になった選手はいた。
しかし、これらの選手は「日本国内で大騒ぎしているほどに、アメリカでは取り上げられていない」場合が多かった。彼らはもちろん一流選手だったが、他のメジャーのスター選手に比べて、とびぬけて注目度が高かったわけではない。
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