老眼をテクノロジーで解決するメガネ型デバイス クラファンで4億調達に成功したViXion01に新モデル

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ViXion
近くを見る時には、毛様体筋に力が入り負荷がかかる。長時間近くを見ると目が疲れる(ViXion提供資料)

目の不調は不自由なだけでなく、危険だ。また、本を読んだり、映画を見たりというさまざまな楽しみの質も低下してしまう。さらに視覚から入る情報が減少すると、認知機能が低下しやすいという研究報告もある。

エレクトロニクスショーで数多くのアワードを受賞

オートフォーカスアイウェア「ViXion」に大きな期待がかかるのも、こうした背景がある。

昨年5月末から10月にかけて行われた、初代モデルViXion01のクラウドファンディングでは、4億2500万円という2023年の民間クラウドファンディング支援金額ナンバーワンを達成した。さらに、世界最大規模のエレクトロニクスショーであるCES 2024、ドイツで開催されたIFA 2024でアワードを総なめ。視力の課題が世界共通であることを立証した。

そして、9月26日から新しいVixion01Sのクラウドファンディングが開始する。

オートフォーカスアイウェア
新モデルのViXion01S。名称の最後についたSは「スタンダード」の意味を持つ。一見すると普通の眼鏡だが、ピント調整用センサーとレンズを備える(筆者撮影)
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