「新幹線通勤補助」始めた佐久市、移住者のリアル 首都圏の企業で働くリモートワーカーに好都合
補助の対象経費は、1カ月当たりの通勤のために利用した乗車券等の購入費の総額から当該月の通勤手当の総額を控除した額で、かつ、対象経費の2分の1以内、1カ月当たり2万円が上限となる。24カ月連続の補助が可能だ。
会社経営の松本さんの移住は、子どもの誕生がきっかけ
2024年5月に神奈川県茅ヶ崎市から佐久市に移住した松本知佳子さんは、WEB・コンテンツマーケティングの支援を行う藤沢市の会社の代表取締役。移住を考え始めたのは、子どもが1歳を迎えたころだったそう。
「仕事が面白くて、毎日忙しくても充実していました。でも、娘の成長を見守るにつれ、仕事中心の生活にせわしなさが募るようになって。子どもと夫と、3人が一番幸せに過ごすことを考えたときに、環境がよりいい場所に引越しをしたいと思うようになりました」(松本さん)。
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