今週の重要トピックス
11日(水)発表の8月の米CPI(消費者物価指数)総合は、前年同月比2.5%上昇。7月の2.9%から鈍化し、市場予想も下回りました。しかし食品とエネルギーを除いた、「コアCPI」は前月比0.3%で、7月の0.2%から上昇。市場予想も上回りました。
米国市場はインフレ基調がなお残っているとして、債券は金利が上昇(価値は下落)、株式も9月FOMC(米連邦公開市場委員会)での大幅利下げが期待薄となり、株価を下げる原因となりました。一方の日本市場は、日米金利差が大きく縮まらないとの期待感から、為替は円安方向に動き、12日(木)の日経平均株価は前日比で1200円以上上昇しました。
政治は国内外で動きが。10日(火)には米大統領選の公開討論会が開かれ、ドナルド・トランプ前大統領、カマラ・ハリス副大統領両候補の初舌戦が繰り広げられました。
国内では7日(土)に立憲民主党の代表選が告示され、4人が立候補。12日告示の自民党の総裁選は、9人が立候補しました。それぞれ23日、27日が投開票となります。
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