インドネシア高速鉄道、中国案採用に傾く

「中国案のほうが政府の財政負担が軽い」

 8月31日、日本と中国が受注を競うインドネシアの高速鉄道計画で、インドネシア政府が中国の事業案採用に傾いていることが、インドネシア政府筋の話で明らかになった。西ジャワ州 で25日撮影(2015年 ロイター/Darren Whiteside)

[ジャカルタ 31日 ロイター] - 日本と中国が受注を競うインドネシアの高速鉄道計画で、インドネシア政府が中国の事業案採用に傾いていることが、インドネシア政府筋の話で明らかになった。

政府筋はロイターに匿名を条件に「中国案のほうが政府の財政負担が軽く、安全面の問題への対応も適切になされているため、中国案に傾いている」と述べた。

別の政府筋はインドネシア政府が大規模なインフラ計画の発注で日本と中国の間でバランスを取ろうとしていると指摘した。日本は既にジャカルタの都市高速鉄道と石炭火力発電所の建設を受注している。

関係筋によると、閣僚レベルの委員会が31日にも、どちらの事業案を推奨するか大統領に勧告し、大統領が数日中に発注先を発表するという。

高速鉄道はインドネシアの首都ジャカルタとバンドンを結ぶもので、安倍政権がインドネシアに特使を派遣するなど、日中が受注争いを繰り広げている。

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