ドクターイエロー、どこに行けば「会える」? 「幸せの黄色い新幹線」の舞台裏

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有楽町のフォトスポットから撮影

ドクターイエローの運転日や時刻は公開されていない。マニアの非公式サイトで情報が出ている場合があるが、これらの中には信用はできないものもある。私の経験では週末の東京発午前11時30分から12時までの間に臨時電車として運行される確率が高そうだが、はたしてどうか。

撮影ポイントとしては、東京駅を発車してすぐの有楽町・日劇付近の高架。7両編成だから編成もきれいに収まる。多摩川鉄橋では中央部に防護柵がなく7両編成が収まる。夏場の夕方通過する上り列車が狙い目だ。

富士山をバックにしたベストポイント

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富士山をバックにしたドクターイエロー

ハイライトは何といっても富士山をバックにしたドクターイエロー。これは晴天で富士山が見えることが条件。冬場の晴天率が良い時が狙い目だ。写真を撮影したのは岳南電車須津(すど)駅下車15分の場所にある。

関ヶ原近辺では春は桜、冬は雪と格闘するドクターイエローが狙える。関ヶ原トンネルを越えれば伊吹山とドクターイエローの組み合わせが素晴らしい。東海道本線、近江長岡駅か柏原駅からアクセスできる。くれぐれも立ち入り禁止区域には入らないよう、安全に撮影したい。

取材協力・JR東海・JR東日本・旧国鉄新幹線総局

南 正時 鉄道写真家

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みなみ・まさとき / Masatoki Minami

1946年福井県生まれ。アニメーターの大塚康生氏の影響を受けて、蒸気機関車の撮影に魅了され、鉄道を撮り続ける。71年に独立。新聞や鉄道・旅行雑誌にて撮影・執筆を行う。

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