スマホで備える､災害時に役立つ｢防災ツール｣ いざという時のために入れておきたいアプリ､サイトを網羅
ただし、認証手続きなしで接続できるため、通信は暗号化されておらず、情報の盗聴や偽のアクセスポイントによる情報窃取のリスクがある。そのため、ネットバンキングやオンラインショッピングなどの個人情報の入力は避けることが推奨される。利用が不要になった場合は、適切な手順で接続を解除し、自動接続を防ぐことも大切だ。
災害用統一SSID「00000JAPAN」について | 一般社団法人 無線LANビジネス推進連絡会【WiBiz（ワイビズ）】
NTT東西の「災害用伝言板（web171）」や各キャリアの災害用伝言板を使えば、電話番号をキーにして安否情報の登録・確認ができる。各社のサービス間で相互に検索できるので、契約キャリアが異なる家族とも連絡を取り合える。
災害用伝言板（web171） | NTT
災害用伝言板サービス│au
LINEやFacebookには安否情報を報告する機能がある。グループチャットを活用すれば、家族や友人との連絡もスムーズだ。自治体もLINE公式アカウントやアプリで防災情報を発信しているので、住んでいる地域の情報を収集しておこう。
緊急時に役立つLINEの使い方｜LINEみんなの使い方ガイド
災害支援ハブ｜Facebook
防災に役立つアプリの導入
防災アプリの導入いざというときに備えて、信頼できる防災アプリを日頃からスマホに入れておくことをおすすめする。
NHKの「NHKニュース・防災」アプリは、地震や台風などの災害情報をリアルタイムで確認できる優れたアプリだ。信頼性の高いニュース速報も届き、ハザードマップや河川カメラ機能も搭載。現在地や登録地点の警報・避難情報も通知してくれる。
NHK ニュース・防災アプリ｜NHK NEWS
ヤフーの「Yahoo!防災速報」は、地震や津波、大雨などさまざまな災害情報をプッシュ通知で迅速に届けてくれる。現在地以外に3地点まで設定でき、避難所情報や家族間の安否確認機能も備えている。
ゲヒルンの「特務機関NERV防災アプリ」は、アニメ「エヴァンゲリオン」とのコラボによるユニークな防災アプリ。気象庁と専用回線で直結して得たデータを基にリアルタイムで災害情報を提供し、視覚的にわかりやすいデザインと音声読み上げ機能も搭載するなど使いやすさも重視している。
ラジオアプリの導入
災害時の情報収集には、低速な通信環境でも利用できるラジオアプリも重宝する。「ラジコ（radiko）」はインターネット経由で民放各社のラジオ番組を配信しており、「らじる★らじる」ではNHKのラジオ番組を聴取できる。スマホにインストールしておくと、いざというときの情報収集手段として役に立つだろう。
イヤホンジャック搭載のスマホの中には、FMラジオ機能を内蔵したものもある。災害時は、こうしたオフラインのラジオ受信機能が役立つことがある。この場合はアンテナ代わりの有線イヤホンを防災キットに入れておくとよいだろう。
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