鬼怒川線「東武ワールドスクウェア」の非日常感 最近は「ワンちゃんと一緒に世界旅行」が売り
その答えを知るために、実際に園内を案内してもらった。
ドーム状のエントランスゾーンを抜け、20分ごとに音楽が奏でられるモニュメントを見ると、最初は「現代日本ゾーン」。東京駅に国会議事堂、東京タワーに成田空港。そして東武さんが世界に誇る東京スカイツリー。園内には線路も敷かれていて、25分の1サイズで再現された鉄道車両も走る。
ここでは期間限定ながら東武の特急「スペーシア X」が東京駅に入線するという摩訶不思議な世界を見ることもできる。200系新幹線とスペーシア Xのコラボなんて、現実で見ることはもはやありえない。
名建築が一堂に会す
そのまま海を模した水辺を挟んで、「アメリカゾーン」へ。ここにはワールド・トレード・センターを中心としたマンハッタンにセントラルパークやホワイトハウス。木立の中を抜ければ、ピラミッドやスフィンクスが印象的なエジプトゾーン、凱旋門とエッフェル塔、ピサの斜塔にサン・ピエトロ大聖堂と、誰もが知っている名建築が出迎える。
続けてアジアゾーンに入れば、故宮やアンコール・ワット、タージ・マハル。古い遺跡や建造物だけでなく、2004年に完成した当時世界一高い建造物だった台北101も建つ。
そして、締めくくりは「日本ゾーン」。法隆寺に厳島神社、二条城といった名建築が並び、古き日本の農村風景などが再現された一角も。そこには「SL大樹」が駆け抜けたりするから、鉄道ファンでもなかなか楽しい時間を過ごせそうだ。
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