「ハリス大統領誕生」にはまだ多くの関門がある 大統領選まで100日弱、息を吹き返した民主党

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まずは今後の大統領選挙をめぐっての政治日程を確認してみよう。

<今後の政治日程>
8月2日   民主党がオンラインで指名投票を実施→ハリス候補を正式承認
8月初旬     ハリス氏が副大統領候補を指名
8月12日    パリ五輪閉会式
8月19~22日   民主党全国大会(イリノイ州シカゴ)
9月2日     レイバーデイ→いよいよ大統領選挙の終盤戦
9月10日    第2回大統領候補者討論会(ABCで実施?)
9月中      NY地裁がトランプ氏「口止め料事件」に関する量刑の申し渡し
10月      オクトーバー・サプライズ?
11月5日     大統領選挙・連邦議会選挙投票日

副大統領候補指名を含め複数の関門を乗り越えられるか

現在は民主党内で代議員の指名投票を実施中。近々、ハリス氏が正式に承認されるだろう(編集部注:2日に正式に承認)。そのうえで、副大統領候補を指名することになる。指導者たるもの、人事は鋭いところを見せてほしいもので、ここが第1の関門となりそうだ。

とはいえ、ここは「奇手」が不要な局面であり、激戦州選出の白人男性が「ランニングメイト」になるものと見られている。ペンシルバニア州のジョシュ・シャピロ知事(51)、アリゾナ州のマーク・ケリー上院議員(60)、ケンタッキー州のアンディー・ベシア知事(46)、そしてピート・ブティジェッジ運輸長官(42)などの名前が浮かんでいる。

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