パワハラ指摘する部下におびえる上司の重大盲点 「寛容すぎる上司」は本当に評価が高いのか
例えば「プライドが高い人」は、人からの評価を気にしすぎて、「できない」と言えないことが多いです。普通の人はできないことをできると言ってしまうほうが「無責任」だと感じますが、プライドが高い人の多くは、人からの評価や期待に応えられない自分を「恥ずかしい」と感じてしまいます。漫画の悪役令嬢のようなタイプです。
「この私にできないはずがない、断って私に恥をかけというの?」と、本来の実力値を見誤った選択をして、失敗しても素直に非を認められないため、無責任な振る舞いを繰り返してしまいます。
また、人に迷惑をかけても「次はやれる」と開き直って繰り返してしまう人は、性格が楽観的で失敗を重く受け止めていないことが多いです。漫画でいえば、安請け合いで実力以上の仕事を受けて、突然危機に直面して周りを巻き込むタイプです。でも、当人は「やっちゃった」くらいの認識なので、巻き込まれて尻拭いをする人たちは、とても大変な目にあいます。
責任感のある人ほど安易に引き受けない
責任感がある人ほど、自分の実力やできないことを十分に理解しているし、安易に何でも引き受けたりしません。自分だけで対応できなかったときや、周りにかかる負担や迷惑も考えて配慮します。
仕事を断るのは印象が悪いと感じるかもしれませんが、できないことを引き受けるほうが、後々の印象は悪いし、社会人としても無責任です。ときには、断る勇気を持つことも大事だと思います。
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