400cc以下の手軽な輸入バイクが増えている真相 普通二輪免許で運転できる2024最新モデル紹介

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エンジンの外観は、伝統的な空冷フィン付きシリンダーヘッドやエキゾーストヘッダークランプなどの採用で、かなりクラシカルな印象。それでいて、フューエルインジェクションや4バルブDOHCシリンダーヘッド、慣性バランスを最適化したクランクシャフトなど最新の装備も投入。最新のハイクラスな技術を満載することで、とくに低速域の乗りやすさを追求している。また、最高出力40PS・最大トルク37.5N・mという、クラストップレベルの高いパフォーマンスも発揮。スムーズな回転や扱いやすさも両立することで、爽快な走りを堪能できるという。

スピード400の車体や足まわりについて

東京モーターサイクルショーで展示されていたスピード400
東京モーターサイクルショーで展示されていたスピード400(筆者撮影)

車体には、ボルトオンのリアサブフレームと鋳造アルミニウム製スイングアームを備えた新型フレームを採用。790mmという比較的低いシート高により、幅広い体格のライダーに対応する良好な足着き性を実現する。

足まわりでは、大型43mmのビッグピストン倒立フロントフォークと、外部リザーバー付きモノショック式リアサスペンションユニットを装備。軽量な前後17インチホイール、1377mmという比較的ショートなホイールベースなどにより、軽快な走りを生み出している。またブレーキには、フロントに300mm径のディスクや強力な4ピストンキャリパー、メッシュ製ブレーキホースなどを採用。信頼性の高い制動力はもちろん、レスポンスの良い制動フィールなども発揮する。

スピード400のリアビュー
スピード400のリアビュー(筆者撮影)

ほかにも、リニアで直感的なスロットルレスポンスを生むライドバイワイヤースロットル(電子制御スロットル)や、滑りやすい路面などでパワー特性を制御するトラクションコントロールなど、最新の電子制御システムも採用。あらゆるコンディションで確実なブレーキングを実現するデュアルチャンネルABSにより、高い安全性能も確保している。

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