「クー・クラックス・クラン」は今も存在する 米国南部で深まる人種対立

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南部連合国旗を持った、多数のクー・クラックス・クラン(KKK)のメンバーが7月18日、サウスカロライナ州会議事堂の前に集結した。議事堂の反対側では、アフリカの国旗を持った、同集会に反対する集会が終わったところだった。

ノースカロライナに本拠をもつ「クー・クラックス・クランの忠実なる白い騎士」のおよそ50人のメンバーも先週、議事堂からの南部連合国旗の撤去に対して抗議していた。

クー・クラックス・クランに反対する人たちも数百人集まって、互いに罵り合い、怒鳴り合い始めた。この動画その様子を収めたもの。およそ1時間の内に、それらの全員が多数の警察官により議事堂から連行された。警察官の多くは、防弾チョッキ、ヘルメットおよび迷彩服を身に付けていた。

小競り合いに加わった2人が警察官に連行された。建物の反対側では、「正義のための黒い教師」というフロリダ州ジャクソンビルの団体も集会を行った。これは新ブラックパンサー党の元党首ジェームス・エヴァンス・ムハンマドが運営する団体で、南部連合国旗の撤去後も変わらない人種的不平等に光を当てることを目的としている。

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