YOASOBIも参入「韓国・推し活ビジネス」の実態 なぜ日本人アーティストが「Weverse」に参加?
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スマホアプリひとつで多国籍のファンを醸成できる時代なのかもしれません。ファンクラブのDX化が進み、先行する韓国産プラットフォームを活用する日本のアイドルやアーティストがここにきて増えています。今や日本を代表する音楽ユニットのYOASOBI(ヨアソビ)もK-POPファン御用達の「Weverse(ウィバース)」での活動を6月11日から開始しました。推し活ビジネスも巧みな韓国ビジネスに潔く乗っかっています。
韓国の音楽フェスにYOASOBI登場
YOASOBIが新たに活動の場を広げた「Weverse」はアーティストと多国籍のファンを繋げるグローバルプラットフォームです。アプリ上で交流の場からライブ配信、グッズ販売まででき、推し活を余すところなく収益化するモデルゆえに韓国らしい発想のサービスとも言えます。推しのタレントにデジタルファンレターを投稿できる機能も人気です。
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YOASOBIがWeverseで公式コミュニティを開設した直後の6月15日、16日には韓国・仁川で開催されたイベント「2024 ウィバース・コン・フェスティバル」に出演し、「Weverse」ファミリーの一員であることを印象づけていました。
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2日間でリアルとオンラインを合わせて約4万人が観客したライブ会場で「アニョハセヨ。We are YOASOBI(こんにちは。私たちはYOASOBIです)。最後まで楽しんでいきましょう」と韓国語と英語、日本語を交えた挨拶から盛り上げ、2019年のデビュー楽曲「夜に駆ける」や2023年暮れのNHK紅白歌合戦で披露した「アイドル」など4曲を披露し、会場は熱気に包まれました。
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