またディスプレイオーディオが標準装備のHYBRID MZには、上記の全方位モニター付ナビゲーション機能とスズキコネクト対応通信機をプラスすることができ、こちらは13万3100円高となっている。
結局、選ぶならどのグレード?
新型スイフトを選ぶ場合、MTが必須ということであれば、HYBRID MXのMT一択ということになるが、それ以外の場合はどれがオススメなのだろうか?
まず、コストパフォーマンスを優先するというのであれば、純ガソリンモデルのXGがいいだろう。HYBRID MXよりも20万円ほど安いスタート価格ながら、先進安全装備を含め、必要な装備はひととおり標準で備わっている。
内外装の加飾は最小限となり、エアロパーツも装着されないが、2トーンカラーを含む設定色はすべて選ぶことができるので、自分らしさを表現することもできるだろう。また、非ハイブリッドではあるものの、WLTCモード燃費は23.4km/Lとなっており、HYBRID MZの24.5km/Lと僅か1.1km/L差であるため、燃料コストもそこまで違いは出ないはずだ(2WD・CVT車の場合)。
一方、新型スイフトらしさを享受したいのであれば、やはり最上級グレードのHYBRID MZがオススメだ。メリットの多い電動パーキングブレーキを唯一装備するグレードであり、ディスプレイオーディオも標準となるため、オーディオレスとなるHYBRID MXとの実質的な価格差は大きく縮まる。
さらにLEDフォグランプや本革巻ステアリングホイール、切削加工&ブラック塗装のアルミホイールも備わるため、けっして高い買い物とはならないだろう。
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