2輪世界最大排気量「ロケット3ストーム」の凄み クルマ並みの排気量2.5L、最新型トライアンフ

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
ロケット3ストームRのスタイリング
ロケット3ストームRのスタイリング(写真:トライアンフモーターサイクルズジャパン)

新型モデルの価格(税込み)は、ロケット3ストームRが298万9000円、ロケット3ストームGTが305万9000円と、いずれも300万円前後。排気量だけでなく、車体価格も4輪車並みだ。だが、国産車で最大排気量のゴールドウイング ツアーは、価格(税込み)346万5000円とさらに高い。先述したとおり、ロケット3ストームの排気量は、ゴールドウイング ツアーより軽自動車1台ぶんほど大きく、輸入車であることも考慮すると、比較的リーズナブルなのかもしれない。

従来モデルも継続販売

東洋経済オンライン「自動車最前線」は、自動車にまつわるホットなニュースをタイムリーに配信! 記事一覧はこちら

なお、国内販売を手がけるトライアンフ モーターサイクルズ ジャパンでは、従来モデルも継続販売しており、価格(税込み)は、ロケット3Rで282万5000円~288万5000円、ロケット3GTで289万5000円~295万5000円だ(いずれもカラーで異なる)。新型と比べ、最高出力や最大トルクはやや落ちる従来モデルだが、そのインパクト感満点なスタイルなどは変わらない。

差額は、RとGTのどちらも10万4000円~16万4000円だから、予算によっては、従来モデルでも十分に選択肢に入るといえるだろう。

いずれにしろ、規定外ともいえる存在感という意味では、世界的にもかなり突出しているといえるのが、ロケット3・シリーズ。とくに趣味としてバイクを愛し、休日のツーリングだけでなく、スタイルにも個性を求めるライダーには、最適なモデルの1台ではないだろうか。

平塚 直樹 ライター&エディター

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

ひらつか なおき / Naoki Hiratsuka

1965年、福岡県生まれ。福岡大学法学部卒業。自動車系出版社3社を渡り歩き、バイク、自動車、バス釣りなどの専門雑誌やウェブメディアの編集者を経てフリーランスに。生粋の文系ながら、近年は自動運転や自動車部品、ITなど、テクノロジー分野の取材・執筆にも挑戦。ほかにも、キャンピングカーや福祉車両など、4輪・2輪の幅広い分野の記事を手掛ける。知らない事も「聞けば分かる」の精神で、一般人目線の「分かりやすい文章」を信条に日々奮闘中。バイクと猫好き。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事