2輪世界最大排気量「ロケット3ストーム」の凄み クルマ並みの排気量2.5L、最新型トライアンフ

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一時期、販売を終了していたロケットⅢだが、2019年に車名をロケット3と変更して復活。エンジンの排気量を2300ccから2458ccへと拡大することで、量産2輪車として世界最大排気量の記録を更新する。ラインナップには、スポーティな「ロケット3R」と、ツーリング性能を高めた「ロケット3GT」を用意。かなり個性的なモデルながら、全世界で1万8000台以上の販売を達成し、根強いファンを持つモデルに成長している。

国産バイクで最大排気量を持つモデルがホンダの「ゴールドウイング ツアラー」になる
国産バイクで最大排気量を持つモデルがホンダの「ゴールドウイング ツアー」になる(写真:本田技研工業)

ちなみに、国産2輪車の最大排気量バイクといえば、ホンダの大型ツアラー「ゴールドウイング ツアー」が挙げられる。だが、搭載するエンジンは1833cc・水冷4ストローク水平対向6気筒。ロケット3の排気量は、軽自動車1台ぶん(660cc)に近い625ccも大きい。そのぶん、最高出力は、ゴールドウイング ツアーの126PSに対し、従来モデルのロケット3でも167PSを発揮。最大トルクも170N・mのゴールドウイング ツアーに対し、221N・mと51N・mも大きい。国産車としては、かなり圧巻のフォルムと高い動力性能を持つゴールドウイング ツアーだが、より余裕ある出力特性を持つという点では、ロケット3に軍配が上がる。

ロケット3ストームのラインナップと価格

最新モデルのロケット3ストームR
最新モデルのロケット3ストームR(写真:トライアンフモーターサイクルズジャパン)
最新モデルのロケット3ストームGT
最新モデルのロケット3ストームGT(写真:トライアンフモーターサイクルズジャパン)

 

車名に嵐を意味するストーム(Storm)を追加したロケット3の最新モデル。ラインナップには、従来モデルと同様に、スパルタンでスポーツ志向の強いロードスター風のロケット3ストームRと、ゆったりとしたポジションなどでツーリングでの快適性も追求したロケット3ストームGTを用意する。

ロケット3ストームRのハンドルまわり
ロケット3ストームRのハンドルまわり(筆者撮影)

これら2タイプの大きな違いは、まずハンドル。GTは、Rに対してグリップ位置を125mm高くすることで、よりアップライトなライディングポジションを実現する。また、シートもそれぞれ専用で、Rでは、走行中の体重移動なども考慮した形状とし、シート高は773mmと、大型モデルとしては比較的低い設定だ。対するGTのシートは、立体的なツーリング向けタイプで、ゆったりと座れるパッド入りリアシートと、位置調整の可能なリアバックレストを装備。シート高は750mmで、さらにライダーの快適性を向上させている。

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