大阪メトロ江坂駅、御堂筋線「北の重要拠点」の今 箕面萱野まで延伸した北大阪急行との接続駅

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江坂駅を改めて観察してみる。もっとも大きな特徴は自動券売機で、大阪メトロ用と北急用をそれぞれ設置。北急の社員は常駐していないため、集金などの日常的な管理はどちらも大阪メトロが行っている。

江坂駅の南改札口。自動券売機は大阪メトロ用と北大阪急行用が分かれて設置されている
北大阪急行用(左)と大阪メトロ用が分かれて設置されている(撮影:伊原薫)
江坂駅 北大阪急行の乗務員
江坂駅で列車の到着を待つ大阪メトロの運転士。ここで北大阪急行の乗務員と引き継ぐ(撮影:伊原薫)

また、ホームの南端には大阪メトロの、北端には北急の乗務員詰所があり、列車が来るたびに乗務員が吸い込まれてゆく。入線してくる列車を真剣なまなざしで出迎え、テキパキと引き継ぎ作業を行って発車してゆく様は、いつ見ても気持ちがよい。

2022年3月にリニューアル

「江坂駅は、2022年3月にリニューアル工事が完了しました。長らく手を加えていませんでしたので、壁面や天井の改修などを行ったほか、駅サインも刷新しています」(中島さん)

実は筆者も20年ほど前に江坂駅をよく利用していたのだが、以前は薄水色の壁と少し暗めの照明で、高架下ということもあって少し薄暗かった。久しぶりに訪れた同駅は、思わず「おお!」と声が出るほど明るい印象に。一方で、ホームに上がる階段のタイルは以前のままで、懐かしさを感じた。

江坂駅のホーム
江坂駅のホーム。床面や階段の壁部分に張られたタイルはおそらく開業当時のものだ(撮影:伊原薫)
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