神奈川県知事、外国人向け「二重価格」に否定的 外国人旅行者はお客様、罰金を徴収してるようだ
「二重価格」の設定について意見が分かれる
黒岩知事は、「二重価格」により外国人観光客が飲食店などで高い料金を支払う可能性があることについて、「非常に抵抗がある。外国人旅行者は日本からすればお客様。せっかく来てくれた人から罰金を徴収してるような感じだ。そういうことで分断するのは、非常に抵抗感がある」と否定的な見解を述べた。
一方、地方の観光地に詳しい高橋氏は、「制度として全ての店にやりなさいというのではなく、二重価格を選択しない店もあるなかで、両方やって自由に競争して顧客に店を選ばせるというのはいいかもしれない」と指摘。
番組コメンテーターの橋下徹氏は、「二重価格は前から賛成だ」としたうえで、「マイナンバーを使って日本人かどうかの確認をするべきで、外国人かどうか、日本人かどうかを見た目で判断するのは絶対ダメ」と強調した。
以下、番組での主なやり取り。
梅津弥英子キャスター(フジテレビアナウンサー):まず番組視聴者投票の結果を見ていく。訪日外国人と日本に住む人を分ける「二重価格」の設定について、あってもいいという方が65%、ないほうがいいという方が30%、どちらとも言えないという方が5%という結果に。高橋氏はこの結果をどう見るか。