有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス

ドワンゴは、だから採算度外視で将棋をやる 人類とコンピュータの勝負は新たな段階へ

5分で読める 有料会員限定
2/3 PAGES

ドワンゴの動画や生放送などを総称したサービス「niconico」の有料会員数は244万人。このniconicoを含む「ポータル事業」の売り上げのうち、現在は約8割を有料会員への課金で稼ぐ。

将棋ファンを、新たなニコニコ動画の視聴者にできるか(撮影:今井康一)

今後は有料会員に加え、広告収入の拡大も重要なカギとなる。将棋という伝統と格式のあるジャンルに力を注ぐことで、高単価の広告を出稿する大企業の関心を高めていくのがドワンゴの戦略だ。今年2月には日本を代表する大企業トヨタ自動車と手を組み、クルマを将棋の駒に見立てた「リアル車将棋」を実施。対局者に羽生善治名人を招くことにも成功した。

棋戦を手掛けるもう一つの狙いは、新たな視聴者の獲得にある。現在、ニコニコ動画の視聴者層は約4割を20代が占め、30代は約2割、40代以上も2割弱にとどまっている。熱心なファンが多い将棋コンテンツを充実させることは、年齢が高いユーザーへのアプローチとして有効な手段になる。実際に「将棋コンテンツの視聴者は30代も多い」(ドワンゴ広報)。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数