日本の損害保険セクターの見通しは引き続き「ネガティブ」《ムーディーズの業界分析》


コンバインド・レシオ(全体、民保ベース)

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なお、金融庁による経済価値ベースのソルベンシー規制への移行計画については、負債評価方法の変更による損害保険会社への影響は小さいと考える一方で、国内株式などのリスク性資産の削減を促すことになると見ている。

国債と損害保険会社の格付けの関係について、ムーディーズでは、損害保険会社が調整資本(ムーディーズ定義の資本)に比してある程度の国債を保有しているような場合、損害保険会社の信用力と、損害保険会社が事業を行う国の信用力には一定の相関性があると考えている。そのため、日本国債の信用力が悪化する場合、損害保険業界の格付けにマイナスに影響する可能性がある。

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