![](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/6/0/1140/img_60edc006c535332fdc0b771db240cc8d68135.jpg)
ポルトガルの総選挙で最大与党となった中道右派の社会民主党(PSD)のルイス・モンテネグロ党首(写真:Bloomberg)
ヨーロッパの西端にある人口1000万人の小国、ポルトガル。日本ではあまり話題にされないこの国で3月10日に総選挙が行われた。その結果は、今後のヨーロッパの政治動向を占ううえで興味深い結果となった。具体的には、2015年から政権を率いたアントニオ・コスタ前首相が率いる中道左派の与党・社会党(PS)が大敗したのだ。
単独過半数から一気に転落
PSは前回2022年の総選挙で120議席を獲得し、単独過半数(116議席)を確保していた。それが今回2024年の総選挙では、42議席を失い78議席の確保となった。一方で、最大右派でライバル政党である中道右派の社会民主党(PSD)が率いる選挙連合・民主同盟(AD)の獲得議席も、前回比3議席増の80議席にとどまった。
![](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/1/7/1100/img_178b217612ae9f0a4298a3f4e539f8bd203472.jpg)
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら