油性塗料を水性として請求した事案も、原因はクリア塗装と共通する。当時、同社は作業者の健康面や環境への影響を考慮して、油性から水性への切り替えを進めていた。どちらで作業するか指示があるときでも、作業者が自ら塗料の種類を決定。作業後の現場への確認が不十分だったこともあり、作業内容と請求内容に齟齬(そご)が生じていた。会社側の調査に対し現場の担当者は「作業を早めに終わらせたい」という理由で乾燥が早い油性塗料を使っていたと語った。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
この記事の特集
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら