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トヨタ、期待の女性役員「逮捕」の衝撃 ダイバーシティの促進が目的だったが・・・

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ハンプ容疑者は米ゼネラル・モーターズやペプシコを経て2012年に北米トヨタに入社。今年4月にトヨタ初の女性役員となり、チーフコミュニケーションオフィサーとして広報担当のトップの地位に就いたばかりだった。

今年の役員人事では、初の外国人副社長、初の現場出身の役員、初のグループ会社から本体役員への登用など、意欲的な人事が数多くあった。ダイバーシティ(多様性)の促進を図る観点から「海外事業体出身の人材を積極的に登用する」として選ばれたハンプ容疑者も、目玉人事の1つだった。

 「日本で女性の活躍を促したい」

4月3日、トヨタ名古屋オフィスで開催した新任役員の会見(写真中央がハンプ氏)

4月3日の就任会見では、トヨタ初の女性役員となったことに対し「大変光栄で大きな責任を感じる。日本で女性の活躍を促進していきたい」と語り、広報戦略では「ソーシャルメディアの役割が重要になる」としていた。

逮捕前日の6月17日には、トヨタ初の外国人副社長に就任したディディエ・ルロワ副社長との記者懇談会が開かれた。その冒頭、あいさつに立ったハンプ容疑者は、ルロワ副社長の趣味などを紹介し、「さまざまな経験を持つ有能な人材を幹部に登用することで、トヨタの変革のスピードを加速させ、学習能力の向上につながる」と語っていた。

今回の事件を受けて、本日17時から豊田章男社長が記者会見を行う。

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