パノラマで鉄道を撮るスゴい技があった! ちょっとした手間で「凡作」が見違える

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このホームを、パノラマ機能を使って撮ると、二層構造のホームの上に屋根が覆い被さる、上野駅独特の構造を撮ることができました。

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上野駅の歴史を垣間見られる12・15番ホーム

この時、なるべく画面の端に柱が写り込まないようにしましょう。パノラマ機能では、直線的な構造物が写り込むと、大きく歪んで写ってしまうからです。

もう一つ、便利なアプリを紹介します。

列車を撮る時の大敵が、影。特に駅では、ホームの上屋の影が車体に落ちたり、太陽の位置が悪く車体側面全体がシルエットになったりすることがよくあります。鉄道に限らず、「本気撮り」の人たちは、太陽の位置や向きまで計算して最高のショットを目指しますが、スマホで気軽に写真を楽しむ場合は、そこまでストイックなことはできません。

そんな時に使いたいのが、前回紹介したHDR撮影機能ですが、この機能はやや癖があるうえ、パノラマ撮影モードでは使用できません。実は、E7系の写真も、ちょうど車体全体が影に入ってしまい、暗く写ってしまいました。

悔しいくらいにすっぽり影に入ってしまったE7系

そこで活躍するのが、暗く写った写真を明るく補正してくれるフォトレタッチアプリ。中でもiOS用の「Instaflash」は、真っ暗に写ってしまった写真でも、かなり自然な雰囲気で明るくしてくれます。

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