高スペックでも未婚、独身男子の本音座談会

今どき男子の結婚観

社会学者の水無田気流さん(右)を司会役に、4人の男性が語り合った。みんなおしゃれでカッコよく、コミュニケーション能力も高い(撮影/工藤隆太郎)
宝の山ここにあり。こんな高スペック男子が独身だなんて! それもそのはず。聞いてみると、結婚の条件とこだわりポイントが山積みで……。

 

水無田気流さん 見たところみなさんモテそうですよね。なのに結婚していない。今までに結婚したいと思ったことはありますか?

過去に結婚しようと思った相手がいると口をそろえる。かつての恋愛経験が美化され、「越えられないハードル」として大きく横たわる(撮影/工藤隆太郎)

Aさん 僕は2回したいと思ったことがあります。1回目は医学生のとき。でも学生結婚は難しいと思って諦めました。もう1回は3年前。僕は医者家系で、医者の娘と結婚してほしいと両親に言われていたから、猛反対されたんです。でも、親の意向は無視して結婚しようと決意し、彼女に連絡をしたときには、時すでに遅しで結局別れてしまいました。

Bさん 僕も地方出身の長男だから、親戚からは必ず地元の人と結婚して家を守りなさいと小さい時からずっと言われ続けているんです。会計士と税理士の資格を取って地元の県庁に勤めなさいと。結婚を考えたのは27歳のとき。東京で3年付き合っていた彼女と結婚しようと思ったのですが、ちょうど僕が昇進したタイミングと同じで。任された仕事を責任をもってやりたいと思った時期と重なった。僕が土日休みじゃなくなって、出張も続いたので全然会えなくなって、歪みができてしまいました。なんで僕の仕事の事情を理解してくれないかな、と思ってしまいましたね。

女性は「3年」が限界

Cさん 僕も32歳のときに3年付き合った彼女がいて。でもその頃の僕は転職活動真っただ中で結婚を考える余裕がなかった。彼女は「3年付き合ってプロポーズされなかったら別れる」と決めていたようで、誕生日の日に突然の別れの電話がきました。

Aさん 泣きつかなかったんですか?

Cさん 「半年後に結婚しよう」と言ったけれどダメでした。それまでに「家族が欲しい」とやんわり言われてたけど、僕が濁していたので、彼女としてはもう限界だったみたいです。

Dさん 女性って、恋愛スイッチが一度OFFになったらもう二度とONにならない。それどころか、そのスイッチの棒をへし折りますよね。男性は仕事のこととかあって、すぐには結婚の決断ができないんですが、その迷いを許してくれない。僕もかつて結婚話が出た彼女がいるのですが、彼女は別れた3カ月後に別の彼氏をつくり、その1カ月後に結婚しましたとフェイスブックにアップしていて、唖然としました。おそらく僕と付き合っていた最後のほうって、重なってた男性がいたのかなと。

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