36歳で離婚した女性の「進行中の恋愛」と"後悔" 平日はコールセンター勤務、週末はネイリスト

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「離婚の一番の原因は私に好きな人ができたことです。職場の11個も年下の男性で、私は興味がなかったのですが、向こうからグイグイ誘ってきて私も本気になってしまいました。それで、元夫と離婚してその年下男性とお付き合いを始めたのですが、向こうはまだ若いから余裕があって、でも私はこの年なので出産などの焦りもあり、だんだん価値観が合わないことがわかってきて。それと年齢の差でジェネレーションギャップがありました。冗談でおばさん扱いもしてきてたんですよね。結局10カ月ほどで別れてしまいました」

職場内で好きな人ができて離婚へ

また、職場恋愛をしていることで職場内でまたたく間に噂になり、特に別れた後は元彼と職場で顔を合わせることも気まずく、周りからの目も気になり本気で仕事を辞めたいとすら思ったこともあった。しかし現在は時間が解決して元彼との仲も修復され、友達のような関係になっている。

離婚して一番変わったことは経済的な面だという。結婚していた頃は元夫の収入に頼って生活していたが、一人暮らしをするとなると今までの自分の収入だけでは暮らしていけず、コールセンターの仕事を週4から週5に増やし、残業も始めた。収入のために6連勤や7連勤することもあり、正直体力的にキツいという。

「仕事はしんどいのですが、結婚していた頃は家に帰ったら元夫のためにご飯を作ったり家事をしたりしないといけなかったのが、今はすべて自分の時間に充てられて自由を得られています。離婚したとき、元夫と飼っていた犬を残して家を出てきたので、犬に会いたくて今は週2回ほど元夫の家に行っています」

今までインタビューしたアラフォー離婚経験者は「離婚してよかった」という人ばかりだったが、岩倉さんは少し違った。

「これは後で元夫から聞いた話なのですが、私に好きな人ができて離婚したことで、元夫はうつ状態になって眠れなくなってしまったそうなんです。それで、本当に申し訳ないことをしてしまったと離婚を後悔しました。今は回復していますが、元夫を苦しめてしまったことに罪悪感を抱いています」

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