結婚8年、37歳で別れた彼が送る充実した恋愛生活 2週間後に恋人ができ、1年後には同棲を始める

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37歳で離婚した三橋洋介さん(仮名)
元妻の不倫がきっかけで離婚したアラフォー男性。新しい生活に踏み出し、2週間で新しいパートナーを見つけたといいます(筆者撮影)
アラフォーと言えば、仕事が波に乗ってきていたり、子育てに邁進していたりする世代だ。既婚男女なら結婚してから数年~10年以上経っているケースが多いだろう。一方、今や夫婦の3組に1組が離婚すると言われる時代でもある。アラフォー世代が離婚した後の生活はどう変化したのか、リアルな体験を追っていく連載第1回。

相手と対等の関係でいたい

今回、話を聞いたのは三橋洋介さん(38歳・仮名)。食品会社に勤務し、年収は370万円。29歳のとき授かり婚をし、元妻の不倫がきっかけとなって離婚をしたのは今から1年半ほど前だ。子どもの親権は元妻で、今は月に数万円の養育費を振り込んで月に1回子供と面会交流をしている。

アラフォー離婚後のリアル 姫野桂
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「離婚届を出した日はとても清々しい思いでいっぱいでした」

驚いたのは、三橋さんは離婚届を出した翌日から婚活を始めたというのだ。というのも、三橋さんは若い頃、バーテンダーをやっておりつねに恋人がいて女性に困ることはなかったほどで、恋愛して好きな人と一緒にいないと寂しいと感じたのだという。

ただ、37歳で離婚してみると、年収的にも婚活市場では厳しいと感じていた。

「婚活市場ってマッチングアプリとか婚活パーティーとか、異性を年齢や収入、長男じゃないかなど条件で判断する世界じゃないですか。僕はそういう条件で選ぶのが嫌だったし、婚活市場で僕の条件は悪いので、逆に条件を無視することにしました。

だから、相手との会話を重要視することにしたんです。コミュニケーション力ですね。婚活市場って条件で選んでいる時点で相手を対等に見ていないですよね。自分がこのくらいのレベルだから相手はこう、とかじゃなくて、1人の人間として対等に生きていけるか、一緒に生きていけるか、対等に話すことにはすごく気をつけています。この対等の関係は若い頃は築けていなかったと思います。結婚に失敗した今だからわかります」

また、婚活するにあたって服装も変えた。結婚していた頃は元妻から「パパらしい格好をしてほしい」と言われて元妻が買ってきた所謂「パパ服」を着ていたが、それらは全部捨て、スタイリッシュで清潔感のあるファッションに変えた。

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