36歳で離婚した女性の「進行中の恋愛」と"後悔" 平日はコールセンター勤務、週末はネイリスト

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元彼と別れた岩倉さんだが、現在は新しいパートナーがいる。マッチングアプリで知り合った1つ年下の男性ともうすぐ1年になる付き合いをしているそうだ。

「今のパートナーは元彼とは違って同世代なので話が合うんです。それに私をリードしてくれて優しい。共通点もたくさんあり、やはり付き合うなら同世代が一番なんだなと実感しています。しかも、相手もバツイチで楽なんです。なんだか高校生の恋愛のようにくだらないことで笑い合ってとっても楽しいです。ドキドキ感のトキメキも久しぶりに感じています。ああ、これが恋愛なんだな、この年齢になっても恋愛できるんだなという新鮮味のある恋愛です。こういう恋愛がもう一度できるなんて思ってもいませんでした。ただ、11個も年下の元彼と付き合ったことはいい人生経験になったとは思っています」

いい人生経験になったと思う

今は新しいパートナーとの同棲に向けて引っ越し費用を貯めている最中だという。再婚願望はないのか尋ねると、まずは同棲してから後々のことは考えるとのことだった。

週末はネイリストとして副業を行っている岩倉さんの爪は美しく彩られている(筆者撮影)

「今後の目標としては、コールセンターの仕事をセーブし、もう一度友人とネイルサロンを共同経営してネイリストを本業にすることです。ほかにも資格も取りたいなと思っています。ただ、今はコールセンターの仕事でパツパツなので資格の勉強をする時間もほとんど取れていません。加えて週2〜3回はパートナーと過ごしているので時間がない状況です。パートナーとの同棲に向けて物件選びもしないといけないし、彼と一緒に住むなら猫も飼いたいんですよね。物件サイトを見るとペット可の物件が少ないので悩み中です」

仕事は大変だが新しいパートナーと仲良く過ごしている岩倉さん。今後はお互い傷つくことなく新たなパートナーと歩み、ネイリストとしての仕事が成功することを願うばかりだ。

本連載ではアラフォー世代で離婚された人が離婚後にどのような変化があり、どんな生活を送っているかの体験談を募集しております。取材の申し込みは以下(https://form.toyokeizai.net/enquete/tko2210b/)よりお願いいたします。
アラフォー離婚後のリアル 姫野桂
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姫野 桂 フリーライター

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ひめの けい / Kei Himeno

1987年生まれ。宮崎市出身。日本女子大学文学部日本文学科卒。大学時代は出版社でアルバイトをしつつヴィジュアル系バンドの追っかけに明け暮れる。現在は週刊誌やWebなどで執筆中。専門は性、社会問題、生きづらさ。猫が好きすぎて愛玩動物飼養管理士2級を取得。趣味はサウナ。

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